ラーメン店主がUberEats配達員に暴行した事件が発生! 配達員側に落ち度はないのか?

UberEats配達員雑記

どうも、お久しぶりです、ふぁいぶです。

最近になって色々環境の変化がありまして、ようやく時間が作れるようになりました!

なので、これからしっかり更新していけたらなと思っていますので、よろしくお願いします!

さて、今回はとっても話題になっている、ラーメン店主が配達員に暴行した事件について語っていきます。

先に結論から言っておくと、俺の考えとしては配達員にも十分に落ち度があっ、ですね。

暴行事件の流れ

Uber Eats配達員に「土下座して謝れ!」 ラーメン店主のブチギレ騒動、いったい何があったのか

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

 

こちらにも記事になっていますが、発端はめざましテレビで流れた動画でした。

思いっきりラーメン店主が配達員の頭を引っ叩いているという、暴行の瞬間でした。

まぁこれだけ見ると店側が圧倒的に悪いですよね。

ですが、大まかな流れを見てみましょう。

 

  • 配達員がラーメン店に商品を受け取りに来た。
  • 商品を受け取った後、配達員は店の壁にバッグを挟んで商品を入れようとした
  • それを見た店主が配達員の行為を注意。
  • 店主の態度が配達員を見下していたように感じたので、受取キャンセルをすると宣言
  • 店主が配達員の態度にキレて、胸倉を掴み引っ叩く。

 

うん、何かおかしくね?

俺はそう感じました。

何がおかしいのかというと、見下しているように感じたから受取キャンセルするって宣言した所です。

まぁ他にもあるんですけど!

そもそも、これを言わなかったら暴行なんて受けなかったと思うんですよね。

この感想が頭に浮かんだ時、件のUberEats配達員のその後の行動を調べてみたら、やっばい事をしていました……。

ここからは法律上の話になります。

 

SNS上で店名を公表してしまった為、犯罪行為になる可能性が!

このように、お店の名前をtwitterで公表してしまいました。

一見すると問題なさそうじゃないですか?

でも、大問題だという事が発覚しました。

 

まず記事を見てみると、すでに双方和解しているとの記載があります。

この時点ですでに暴行事件は解決しています。

実際どのような条件で和解したかはわかりませんが、その後にお店の名前を公表した事はとんでもない悪手。

ちょっと気になったので、色々と調べてみました。

弁護士が回答してくれるホームページがあり、そこで弁護士さんに確認を取ってみると……

 

配達員の行為は、店舗側に対する名誉棄損や業務妨害に該当する可能性が高いです。

 

との事でした。

今回配達員が取った行動は、お店側に対して

  • 社会的評価を下げる可能性がある
  • 具体的な事実を上げている
  • 公然の場である

上記3点を満たしていると名誉棄損が成立するのだとか。

そしてもしお店側の業務に支障が出た場合、業務威力妨害になる可能性も出てくるのだとか。

つまりこのままだと、配達員側が犯罪行為をしたとして罰せられる可能性が十分にあり、損害賠償を求められる可能性も出てきてしまいました。

損害賠償となると、下手すると何百万のお金を請求されるので、それだけでヤバさが伝わると思います。

 

でも、元々はお店側が暴行したのだから、配達員側も訴えればいいじゃんと思うじゃないですか。

ですが記事の内容通り和解しているのであれば、改めて警察に被害届を出すのは極めて困難との事。

つまり、暴行事件は解決済みなんです。

じゃあ今配達員の立場はというと、どうやら刑事・民事双方の責任を追及される可能性が出てきてしまったそうです。

 

簡単に言うと、配達員側がやり過ぎてしまっているんですね。

もう配達員側はSNSにアップしてしまっているし、言い逃れは出来ませんね。

 

今後UberEats配達員はどのように注意すればいいのか?

そもそも、この騒動の原因は、配達員の行動が悪かったように思います。

問題点としては、

  1. お店の壁にバッグを押し当てて商品を入れようとした。
  2. 店員の態度が気に食わなかっただけでキャンセルする旨を堂々と宣言した。

上記2点です。

まず1点目は、通常ならお店側にまず「こうやって商品を入れていいですか?」って確認を取るべきなんです。実際確認の有無がどうなっているかはわかりませんけど、確認を取っていればお店側だって指摘をしていない筈です。

2点目に関しては、そもそもキャンセルする内容ではないですよね?

店員の態度が気に食わなかったら、適当にあしらってさっさと配達に向かえばいいのに、何故食い掛っちゃったのでしょうか?

しかもキャンセルするにも結構時間が掛かるし、そんな時間を取っている暇があるなら、配達を終わらせて次のピックを待った方が全然いいでしょうに。

俺が一番訳がわからなかった行動がその2点目の部分。

 

俺達配達員は配達の数をこなす事によって報酬を得ています。

いくら見下されていたからと言って、キャンセル宣言する必要はこれっぽっちもないでしょう。

まぁこれに関しては当事者同士でしかわからない事なので、どうしようもないですね。

 

では、今回のような事件にならないようにするにはどうすればいいか?

考えられる限り、以下の点を行動していれば事件の遭遇率はぐっと減ると思います。

 

  • 商品を入れる際、「商品を入れたいので、ここをお借りしていいですか?」と店員さんに確認を取る
  • お店側の態度が気に食わなかったとしても、変に突っかからずに配達に向かう

 

上記2点さえしていれば、単純に考えてこんな騒動へ発展しない筈です。

我々もピックアップに行く際は、もう少し自身の態度を見直してみた方がいいかもしれません。

だって、俺達はウーバーイーツの看板を背負って配達員をしていて、ピックアップ先は取引先です。

より丁寧に対応する事こそ、配達員として正しい姿だと思います。

 

UberEats配達員暴行事件のまとめ

  • 被害を受けた配達員側の行動にも問題があった
  • 和解後に配達員側が店舗名をSNSで発信してしまったため、名誉棄損や業務妨害の罪に該当する可能性が出てきてしまった
  • 配達員側ももう少し店舗側に対する対応の仕方を改めて見直そう

 

俺達配達員は、交通事故以外にも接客上の問題も同時に抱えています。

ではどのようにして問題を減らすのか?

それはSNS上で訴えるのではなく、自分自身の立ち回りを考え直す方が近道だと思います。

 

とにかく、何でもかんでもSNSに上げるのは、時として悪手になるんだなと勉強になりました。

コメント

  1. 発展途上国 より:

    実名公開したのは配達員に非があるが、キャンセルすること自体は特に問題ないと思います。
    態度が悪い店は実際にありますし、キャンセルは配達員の人権(笑)です。両方時間とお金をなくすので配達員の方もよほど思うことがあったのでしょう。
    あくまでも配達員は委託業者なので、システム上レストランと同じ立場であり、お互いがお客様という認識です。そこを外して横暴な態度を取られたら遠慮なくキャンセルすることで、レストランの今後の態度が改善するのではないでしょうか?
    我々はあくまでも個人事業主ということですので、それなりの仕事の仕方でいいとどうしても思ってしまうんです。
    一方で真面目な方が日本は多いのでウーバーにとってはいいマーケットなのではないでしょうか?

    • ふぁいぶ より:

      コメントありがとうございます。
      今回の件に関しては、キャンセルするタイミングも今思うと微妙だなって感じました。
      怒られたから拗ねてキャンセルしたように見えて仕方ありません。
      俺自身も時間がかかりすぎたりとかだとキャンセルしますが、今回は配達員側がアップしたyoutbeの動画を見ると明らかにキャンセルするタイミングとしては微妙だったとしか感想が出てこないんです。

タイトルとURLをコピーしました